益世地区まちづくり協議会調査準備委員会

昨年9月15日に開催されました「益世地区自治会連合会地区関係者団体代表者会議」の場において桑名市が設立を推進する住民の主体的な取り組みによる地域の運営組織である「まちづくり協議会」の設立を進めるため「益世地区まちづくり協議会設立調査準備委員会」を結成いたしました。

「まちづくり協議会」は、一定のまとまりのある地域において、地域に存在する様々な団体や市民、事業者等が、これから様々な地域課題や地域のニーズに的確に対応していくため、それぞれの目的や活動を尊重し合い、連携・協力することで地域を活性化させる(地域づくり)とともに、地域のことは地域で考え、地域が対応できる課題は協働して、その解決を図っていくことができる組織です。

益世地区でも、目的に応じて自治会をはじめ、さまざまな団体の活動により、暮らしの基盤となる地域を守り、支えていただいていますが、少子高齢化の進展や価値観、生活スタイルの多様化を背景に、地域への関心の希薄化、地域活動の担い手不足などが進んでおり、今後、さらに多様化・複雑化していく地域課題への対応が難しくなることが指摘されております。現在、問題なく活動できている地域でも、20年、30年後には活動が維持できなくなっているかもしれません。

そこで、6月30日に先進地視察研修を実施しました。視察先は、松阪市第4地区住民協議会です、2012年5月に発足し地域活性化のため、日々活動をしておられます。【第4地区地域計画
地域力(地域コミュニティ)、ご近所さんやそこで働いている方、ボランティア活動やいろいろな活動をしている方をメンバーとした集まりやつながり。この力の大切さを最も実感しやすいのは災害の時です。東北や熊本での災害時には、「地域や身近にいる人同士が協力し、助け合うことがいかに大切か、強く感じた」という声も聞かれたそうです。 地域に住む一人ひとりが主役です、これからも地域の皆さんが、住んでてよかったと思える益世地区としていくためにも「まちづくり協議会」の活動を始めなければならないと考えております。
今後とも皆様のご支援、ご協力をいただきますようお願いいたします。

益世地区まちづくり協議会設立調査準備委員会代表
益世地区自治会連合会会長   加 藤 唯 夫