【四季折々の花 ②】

投稿者  若宮   うらしまそう

ハンゲショウ(半夏生 半化粧)

ハンゲショウ

ドクダミ科の草本植物です。半夏生の名は節分や彼岸と同じように、季節の目安となる夏至から  11日目(7月2日)頃に開花することからきています。また、半化粧とは花の咲く頃に葉の一部が白くなり、半分化粧したように見える様に由来している。

ハンゲショウの白い葉は同科のドクダミの白い花と同じ役割を果たし苞葉と呼び、花を目立たせ昆虫を呼び寄せる役割があります。手にとってよく見ますとこの白い部分は葉の表側だけで裏は白くはありません。花の受粉が終えると白い葉の役目は終わり、葉緑体は作られ葉は徐々に緑に戻ります。

以上