【四季折々の花 ①】

投稿者  若宮  うらしまそう

ウラシマソウ(浦島草)

多度山麓の林の下などに生える多年草でサトイモ科の仲間です。 この仲間にはミズバショウやマムシグサなどがあります。

花は五月頃、写真のような奇怪な形(仏炎苞)で花の付く軸の先端が細長く伸びて垂れ下がっています。このような形を浦島太郎が釣り糸を垂らす姿に見立てて名づけられたようです。
開花の時に悪臭を放つので、ハエが集まり受粉を助けます。

また、我々が食用にしているコンニャクは生子(きご)と呼ばれる種芋の植え付けから収穫するまで4~5年はかかります。

話は変わって、世界一大きい花としてインドネシアのスマトラ島に自生するサトイモ科の植物があります。花の形がローソクを立てた燭台に似ていることから付けられたショクダイオオコンニャク(高さ3m以上、直径約1.5m)があります。

以上