投稿者 若宮 うらしまそう さん
いつも珍しい植物の紹介有難うございます。
タコノアシ
沼沢地や河川敷などに生育するユキノシタ科の多年草です。草丈は30～80㎝、葉は６～11㎝の大きさで８～１０月頃になると黄緑色をした５㎜程の花が多数開いてきます。
その様子は茎の先に付いた数本の枝に「吸盤の付いた蛸（タコ）の足」のようにみえたり、また秋に紅葉するとまさしくゆでたこの足のように赤くなり、こちらの方が色も形もネーミングにふさわしい名前になるようです。
生態はセイタカアワダチソウのように同じ場所に長期間にわたって生育することは少なく、新たな低湿地に地下茎をのばして繁殖していく特性をもっています。従って、河川敷やため池の改修工事の際には、希少植物に充分留意し保護に配慮する必要があります。
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